こんにちは。当ブログ管理人のスミさんです。
583系その1の雑感からだいぶ日が経ってしまいましたが、今回はその2をお届けします。鉄道素人の管理人がノスタルジック&レトロな鉄道ネタを浅堀していくこのブログ。その名もfor Rails 。このブログはノスタルジック&レトロそして”さりげなく”を信条にオリジナルTシャツ、オリジナルグッズを企画・製作するNostalgic colors(ノスタルジックカラーズ)が運営しているブログです。ノスタルジック&レトロなコト・モノを紹介するこのブログの中で、for Rails というカテゴリは、ノスタルジック&レトロな鉄道関連のコト・モノを紹介しています。
(for Rails の詳細をもっと知りたい方は、こちらから)
を見ていただけたら、ご理解いただけると思うのですが、見返すのが面倒な方のためにざっとご説明させていただきます。このブログは、日常の中で目にしたノスタルジック・レトロなコトあるいは、入手したモノをご紹介してまいります。また、後半部分では、それらから得たヒントを元にNostalgic colors (ノスタルジックカラーズ)という名前でTシャツ・オリジナルグッズを企画・製作しております。
企画製作したTシャツ・オリジナルグッズは、WEB SHOPで購入可能です。
さて、今回のテーマは、別冊47国鉄型車両という雑誌の表紙にもなっている583系という車両をピックアップして雑感を綴っていく第二弾。毎回口癖のようにお伝えしていきますが、私はノスタルジック&レトロな鉄道関連の話題に興味はありますが、詳しくはございません。というわけで、いろいろとお勉強しながら雑感を書き連ねてまいりますので、もし事実と異なる部分がございましたら、コメント欄から優しくご指摘ください。(厳しいご指摘はご勘弁ください)
今回のお題 583系(その2) 別冊47 国鉄型車両 より
583系車両の側面デザイン
前回まあまあ好評だったと勝手に推測しているので(根拠はないですが)前回に引き続きまあまあ気合いを入れてカラーイラストを作ってみました。
側面からのシルエットで印象的なのは、天井の高さというのが挙げられてます。485系では運転台の部分は、客室部分よりも一段高くなっているため、側面からみると段差があります。それに対し583系では、運転台の部分と客室の部分の高さが同じになっています。これは、3段の寝台を取り付けるために屋根の高さを目一杯高くしたためと言われています。この他にも中段、上段の寝台のための小窓が付いているのも違いの一つです。
それと、忘れてはいけない「折り戸」と呼ばれる折りたたみ式の扉も違いの一つです。昔のバスの扉のように2枚の扉が折りたたまれて開く様式になっています。なぜ、折り戸になっていたのか?朝掘りしてみます。
一般的な扉はは2枚の扉が左右それそれに開く「引き戸」というものですが、この扉にはデメリットがあります。まず、密閉性が低く隙間風が入るということと、開いた時の扉を収納する戸袋というスペースが必要になることです。厳密に言うと2枚の扉が両側に開く両開きと1枚の扉が開く片開きがあるそうです。両開きの場合、先ほど出てきた戸袋の関係で車両の端に扉を設置できないということです。車両の端に扉が設置できないということは、寝台車で言う客室部分(寝台のある部分)が狭くなり定員の数が減り収益にも関係してくるとということが考えられます。片開きであったとしても、客室部分に戸袋が重なるため、その部分の窓が開けらないという問題もあるようです。
というわけで寝台車全般に戸袋のいらない折り戸が多く使われていたようです。なるほど勉強になります。
それと583系に関して最も多く語られるのが、パンタグラフについてでしょう。多くの方が触れてくれているので、わざわざ触れることもないかもしれませんが、とりあえず、浅掘りします。
パンタグラフとは、架線(線路の上に張られている電線)をこするようにして電源供給を受ける羽のようなものと言ったらよいでしょうか。パンタグラフは元々は菱形(厳密には五角形)のものが多く使われていたようです。パンタグラフの語源をたどっていくと、「菱形の収縮機構」全般を指す言葉であり、電車の電源供給を受ける羽(集電装置と呼ぶそうです)だけに使う言葉ではないそうです。元々菱型だったパンタグラフはやがて「シングルアーム」という「く」の字型のもの変化していきます。
話を583系に戻すと、583系で使われるているパンタグラフは、「く」の字型になる前の「菱型」のものになるのですが。パンタグラフ取り付けられた部分の屋根は少し低くなっています。この部分だけ低くなっているということでひときわ目立つわけです。屋根が低くなるということは、車内の天井も低くなるわけで、天井が低くなった区画については寝台が2段になっており、他の区画よりも高さが広く快適に過ごせるということで、「パン下」などと呼ばれ一部の方々には人気だったとか。
鉄道素人の私は一つ疑問があります。パンタグラフのある部分はなぜ、屋根を低くしなければならなかったのかということです。ここでもう一丁浅堀りしてみます。
- パンダグラフ折りたたんだ時に架線から十分な距離を稼ぐため
- パンタグラフ周辺の変圧器などの機器を取り付けるため
色々と調べてみたのですが、核心に迫ることはできませんでした。以上の2点が理由のような気もするのですが、今ひとつしっくりきません。もしご存知の方がいらしたら、ぜひコメント欄にて教えてくださいませ。
なお、パン下車両(582型)のイラストも掲載しようと思ったのですが、イラストを作っていると、また更新が先延ばしになってしまいますので、次回掲載予定とさせてください。次回を乞うご期待!
*グッズデザインのコーナー
さて、ここからは、デザイン企画のコーナー。今回扱ったテーマをヒントにノスタルジック&レトロなTシャツやグッズを作っちゃおうというコーナーです。今回は、パンタグラフについて取り上げたので、菱型のパンタグラフをイメージしてTシャツを作って見ました。
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今回の記事は、以上となりますが、時間をかけて調べた割に中身の薄いものになって心苦しいところではありますが、日々勉強中で着々と知識(上辺の)増やしているところであります。もし間違っていることがございましたら、優しくご指摘ください。速やかに訂正いたします。また、心を込めてデザインしたTシャツについても、これイイじゃんと思う方がいらっしゃいましたら、ぜひWeb shopの方もご覧ください。
Nostalgic colors for Rails WEB SHOP https://shop.nostalgic-colors.jp/categories/3703833
それでは今回は、ここまで
〆 執筆 スミさん