ビジネスシーンでもプリントTシャツを着たい! 前編

当ブログNostalgic colorsの管理人のスミさんです。今回は、ビジネス向けのTシャツについて考えてみたいと思います。

ことの始まりは、仕事から帰宅したある日のこと。私は帰宅後、まず夕食を頂くのが日課でありまして、夕食を食べ終わってからしばらくして入浴するわけです。
帰宅後、着替えずに夕食をとるのもいいとは思うのですが、私はまずYシャツを脱ぎたいというのがありまして。Yシャツを脱ぐことでON/OFFを切り替えるみたいな。Yシャツを脱ぐと下に着ている白いTシャツがあらわになるわけです。
この姿がなんとも情けないというか、ダサいというか。本当はTシャツを着替えたいのです。一刻も早くこのダサい姿から脱するために。ただし、ここで着替えても入浴後に再びこのTシャツを着なければならないことを考えると、新しいTシャツに着替える気にはなれず、このままでもいいかという風に諦めの気持ちが勝ってしまうのです。こんな日々を重ねていてふと気づいたのです。

「ビジネスでも着られるプリントTシャツを作っちゃえば、いいんじゃない?」

と思い、この企画を立ち上げることになったわけです。

ビジネスでも着られるプリントTシャツがあれば、どんないいことがあるかというと、

Yシャツを脱いでもダサくない!
会社帰りにYシャツを脱いで帰れる!
仕事中も趣味のアイテムを見に付けらる!

と、いいことずくめなのです。だったらやるしかないよね。というわけで企画スタート!

ここまで、「白いYシャツが・・・」と書き連ねてきたわけですが、そんなに嫌だったらカラーTシャツでもプリントTシャツでも好きなもの着ればいいだろ!と思う方もいるかもしれませんので、ちょっとご説明を。
ビジネスシーン、特にYシャツを着る場合、内側に着るTシャツ(厳密には肌着ね)は中が透けないように無地の白なんです。プリントTシャツなんか着て、Yシャツの下から柄が透けていたらそれはもう大変なんです。同僚、上司、お客さんからの冷たい視線が突き刺さります。
余談ですが、私のかつての同僚で白いYシャツの下にプリントTシャツを着ている人がいました。バックプリントの入った赤いTシャツという日もありました。もちろん中身は丸見えです。ただし、その同僚は周りから何も言わせないただならぬオーラを発している人物だったので、特に問題視されませんでしたが。(問題ではあると思いつつも、誰も忠告、注意できなかったという・・・)

まぁ、それはさておき。ビジネスでも着られるTシャツを作ってみようということで、注意すべきポイントを考えてみました。

  1. Yシャツを着た時にプリントが透けない
  2. もし透けてしまったとしても目立たない
  3. Yシャツを脱いだ時にプリントされていることがしっかりと分かる

まず、1.について。できるだけYシャツを着た時に下の柄が透けないようにしたいので、プリント色、プリント位置、プリントサイズは特に吟味が必要です。

2.について。できるだけ透けないように努力はしますが、透けてしまってもあまり目立たないようにしたいので、プリント色・プリント位置・プリントサイズは吟味が必要です。まぁ、1.と同義と言っても良いです。

3.について。できるだけ透けないようにしたいものの、Tシャツ単体で見た時にはしっかりとデザインが分からなければ意味がありません。プリントTシャツ本来のデザイン性を損ねるものであってはなりません。

というわけで、これら1. 、2. 、3. 、のバランスを取りながら企画を練っていきたいと思います。

とは言っても、どのくらいの色までが許容範囲(透けない)になるのか分からないので、まずはそこから考えていきたいと思います。

研究がてら試作プリントを作っちゃえ! ということで、今回もカラーチャート作っちゃいました。

ビジネス用Tシャツプリントテストカラーチャートの画像1
カラーチャートの全体像 Tシャツの種類はドライTシャツ プリントはインクジェットプリント
カラーチャートの拡大画像 透けないようにやや薄めの色合いでテストしました

早速サンプルチェック。ふむふむ。限りなく薄いグレーから控えめながらはっきりと視認できるライトブルーまで何パターンかを配置しています。これは色が薄すぎだろ!というものもありますが、どこまでいけるかを確認するためのものなのでボツになるレベルのカラーサンプルが出たことはむしろ歓迎です。ざっとサンプルを見渡したところで、次の作業へ。

次の作業は、実際にYシャツに重ねてみたい思います。サンプルとして使うYシャツは、白薄手(下段右)、白中厚(下段中央)、ストライプ薄手(下段左)、ストライプ中厚(上段右)、ブルーやや中厚より(上段左)の5種類です。

この5種類のYシャツを使ってプリントの透け度合い をテストしてみたいと思います

いろんな種類のYシャツをカラーチャートに重ねてみてわかったこと。それは、かなり薄いプリント色であっても微妙に透けるということ。しかしながら、実際に着用される場合YシャツとTシャツにはわずかな空間ができるので、多少透けが弱まるだろうと思われます。

ビジネス用Tシャツプリントテストの画像1
1薄手の白いYシャツを重ねたテスト結果

結構透けています。透けを気にするならかなり薄い色を選択する必要がありそうです。


2中厚の白いYシャツを重ねたテスト結果

多少透けています。というより、濃いめの色は割とくっきり透けています。ただし、薄めの色については1よりも透けは少ないように思えます。


ビジネス用Tシャツプリントテストの画像3
3薄手のストライプ柄のYシャツを重ねたテスト結果

ストライプが入っているとはいえ線が細く、生地も薄いので結構透けます。透けを気にするならかなり薄い色を使う必要がありそうです。


ビジネス用Tシャツプリントテストの画像4
4中厚のストライプ柄のYシャツを重ねたテスト結果

3のストライプ柄よりも線が太く、生地も厚いので透けはかなり軽減されます。このようなYシャツであれば、そこその色を使っても良さそうです。


ビジネス用Tシャツプリントテストの画像5
5やや中厚よりのブルーのYシャツを重ねたテスト結果

今回のテストプリントに使った色合いがブルー系・グレー系ということもありブルーのYシャツに重ねるとかなり透けが軽減されました。しかしながら、目を凝らせば、見えなくもないかな?といった感じです。透けが気になるようであれば、多少色味が薄いものを選ぶ必要がありそうです。


以上がテスト結果を見た雑感です。画像では、透け具合がわかりづらいとは思いますが、5やや中厚のブルーや、4中厚のストライプは透けが少なかったのですが、それ以外のものはそれなりに透けていました。これをどう捉えるかは、個人差があるとは思います。できるだけ透けを避けたい、多少の透けは構わない、など意見が分かれるところではあると思いますが、Nostalgic colorsなりの答えを出してみたいと思います。

その結果は、次号のお楽しみということで、とりあえず今日はここまで。ここまで読みすすめていただきありがとうございました。近日公開の次号も是非ご覧ください。

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